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観音山で育っている農産物たち

観音山で育っている代表的な農産物をご紹介します。

レモンちゃん みかんちゃん デコポン君 はるみん はっさくん ポ〜ンカ〜ンさ〜ん きよみん はれひめ様 夏みかん魂 せとかちゃん はるかん すだツィン 果ぼす 柿殿 はっち レモンツリーちゃん 観音山 珠子しゃん

柑橘類の系統図

柑橘類の系統図

観音山育ち達のプロフィール

レモン

レモンちゃんレモンちゃん
陳述
観音山のホープ。外国のレモンに負けないよう日々安全と高品質を追求している。
ただ寒さに弱く、冬には服をかけて暖めてもらわないといけないので手間がかかる。
私達レモンはインド北部ヒマラヤの山麓が原産地だと言われているわ。日本へは明治になってアメリカから導入されたらしいの。
うれしいなぁ
天皇皇后両陛下に、レモンティーとして飲んで頂いたこと。
東京の高級スーパー「紀乃国屋」さんのサマーギフトの表紙を飾ったこと。
最近は輸入レモンに使われているポストハーベストの防カビ剤が問題になって、国内産が見直されていて、私達もうれしいわね。
悲しいなぁ
雪がたくさん降って辛かったこと。
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みかん

みかんちゃんみかんちゃん
陳述
明治44年から栽培されており、古くからの伝統を受け継ぐ観音山の古株「酸い酸い」や「べっぴんさん」、「姫小町」「福寿小町」などにランク付けされているため、それぞれが切磋琢磨している。
うれしいなぁ
東京の高級スーパー「紀乃国屋」様で販売してもらったこと。6代目が出来たこと。
悲しいなぁ
100年近くの歴史があるのに、近年急に若手が伸びてきて勢力が弱まっていること。
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デコポン

デコポン君デコポン君
陳述
最近、 観音山で勢力を伸ばしてきたレモンちゃんと並ぶホープ。 抜群 の甘みと酸味で彼へのファンレターも多い。 しかし、 栽培しにくい面 もある気ままぼしなので、 細心の注意を必要とする。 「はるみん」 と は兄弟。
うれしいなぁ
「東京ウォーカー」 に掲載してもらったこと。
全国のケーキ屋さんやレストランで活躍できていること。
悲しいなぁ
お客様に「はるみ (ん) よりむきぬくいわねぇ〜」 と言われたこと。
デコポン 商品一覧へ

はるみ

はるみんはるみん
陳述
「デコポン君」と兄弟。そのため彼女へファンも多く、これからデコポン君との勢力争いが起こるのは必至。皮がむきやすい点で「はるみ「ん」が勝るか、知名度の「デコポン君」か。
うれしいなぁ
お客様に「デコポン(君)よりむきやすいわねぇ〜」と言ってもらったこと。
悲しいなぁ
お客様に「はるみ? 知らないわねぇ〜」と言われたこと。
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はっさく

はっさくんはっさくん
陳述
あまり知られていないが、紀ノ川市は全国一のHASSAKU産地。
全国一の産地で全国一のはっさくを目指し日々鍛錬を積んでいる。万延年間に広島県因島市田熊町の恵日山浄山寺の境内において偶発実生として発見されたんだ!
その時の住職さん小江恵徳和尚が、旧暦八月朔日(ついたち)になると食べることができるから、「八朔」って命名してくれたらしいよ。
うれしいなぁ
セゾンファクトリー(山形県米沢市)の「飲む酢」シリーズの「はっさく黒酢」の原料に選ばれたこと。
悲しいなぁ
価格低迷や高齢化で、地域の仲間の木々がどんどん切られていること。
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ポンカン

ポ〜ンカ〜ンさ〜んポ〜ンカ〜ンさ〜ん
陳述
「デコポン君」や「はるみん」の親にあたる。最近は子供達が活躍しているが、一昔前は観音山で大活躍をした。6代目は初めてポ〜ンカ〜ンさ〜んに出会った小学生の時、あまりの美味しさに、大量に部屋に隠し、こっそり一人で食べまくっていたらしい。
うれしいなぁ
子供たちも活躍してくれていること。
悲しいなぁ
子供たちの影に埋もれつつあること。
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清見

きよみんきよみん
陳述
「デコポン君」と「はるみん」のもうひとつの親がこの「きよみん」である。甘酸っぱくてよい香りでジューシーなんです。観音山ではかなり昔から栽培されていて、根強い人気がある。
うれしいなぁ
子供たちも活躍してくれていること。
悲しいなぁ
「ポ〜ンカ〜ンさ〜ん」の愚痴が最近多くなってきたこと。
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はれひめ

はれひめさまはれひめさま
陳述
みかんちゃんに、きよみんとオセオラの交配種を交配して出来た新品種。外観も食味もみかんちゃん似だが、オレンジの香りとさわやかな甘みがたまらない。まだ全国的に珍しい「晴れ姫様〜」。観音山の勢力図を塗り替えそうなお姫様の登場。
うれしいなぁ
観音山で生産が始まったこと。
悲しいなぁ
まだまだ観音山で仲間が少ない。
はれひめ 商品一覧へ

夏みかん

夏みかん魂夏みかん魂
陳述
300年の歴史を持つ免許皆伝の夏みかん。江戸明治、大正、昭和、平成の歴史を生き抜き、現在に至る。
江戸時代中期に山口県の仙崎(長門市)に漂着した果実の種子が起源で、原木は天然記念物に指定されています。ハッ!
うれしいなぁ
地元の広報誌に紹介された事。
悲しいなぁ
夏の暑さと冬の寒さが老木には・・・。
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せとか

せとか
せとかちゃんせとかちゃん
陳述
平成18年に観音山で初めて実りました。「清見」という柑橘と「アンコール」というオレンジを交配してできたものに、さらに「マーコット」というオレンジを交配して出来たのが、私「せとか」です。
うれしいなぁ
平成18年産は、販売から2日間で完売したのよ!今話題で「幻の果実」って言われてるんだ。
悲しいなぁ
私の人気に「はるかん」がやきもちをやいてるみたいなの。
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はるか

はるか
はるかんはるかん
陳述
平成18年に観音山で初めて実りました。福岡県の方が昭和55年頃、自宅の庭に日向夏の種を捨てた後から生えてきた樹を、みかんに接木したらできたんだよ。
うれしいなぁ
平成18年産は10日間だけの販売だったけど、「美味しかった」って連絡をいくつかもらったこと。
悲しいなぁ
同期の「せとかちゃん」が意外と私よりモテてるのよね。
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すだち

すだち
すだツィンすだツィン(スーとダッチー)
陳述
3年前、「はっさくん」の木に接木という方法で増殖した。平成18年度からの初登場!二人は大変緊張している。左が「スー」ちゃんで、右が「ダッチー」です。紀州の特産品に成長できるか!?
僕達、私達の来歴は明らかじゃないらしいのよねぇ〜。
徳島原産らしくて、徳島では江戸時代から栽培されていたらしいわ。また、詳しい事が分かったらおしえてね(スー)。
ラジャー!(ダッチー)
うれしいなぁ
3年越しの夢が叶い、やっと商品として認められたこと。
悲しいなぁ
紀州のすだちの知名度がまだ低いわねぇ(スー)。
これからやど!(ダッチー)
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かぼす

かぼす
果ボス果ボス
陳述
3年前、すだツィンと同じように、「はっさくん」の木に接木という方法で増殖した。平成18年度からの初登場!しかし、本人は特産地の大分県に戻りたくてグしている。たまこしゃんに説得されているが、今後果ボスがそのサングラスをはずす日は訪れるのか!?
うれしいなぁ
今のところ無いなぁ。
悲しいなぁ
あ〜、早く大分に帰りてーよー。母ちゃ〜ん!
かぼす 商品一覧へ

柿
柿殿柿殿
陳述
柑橘類が多い観音山の中にあって、異彩を放つ柿殿。太秋(たいしゅう)、早秋(そうしゅう)、甘秋(かんしゅう)などの新品種もある。中でも太秋は大人気で、今後柑橘類を脅かす存在に成長するかも?
うれしいなぁ
有望品種を作り出して頂き、ありがとうございます。
悲しいなぁ
まだまだ観音山では勢力が弱いなっぁ。
柿 商品一覧へ

はちみつ

はちみつ
はっちはっち
陳述
5年ほど前から観音山のみかんやレモンの花の蜜を集めている。5月のみかんの花の咲く時期には、あちらこちらで活躍するはっちに出会うことができる。
うれしいなぁ
観音山はみかんの花がいっぱいだわさ。
悲しいなぁ
地域全体では、やっぱりみかんの花がどんどん減っているわぁ。
はちみつ 商品一覧へ

レモンツリー

レモンツリー
レモンツリーレモンツリーちゃん
陳述
観音山に生えているレモンの苗木。2年生〜4年生まであり、家庭用からお店のディスプレイ用まで幅広く活躍してくれている。農家の苗木を手に入れたい方達に、可愛がってもらっています。
うれしいなぁ
いろんな家庭や店で、いろんな人と会えるんだわ〜。
悲しいなぁ
今年は台風が来ませんように。
フルーツの樹 商品一覧へ

観音山の仲間たち

観音山

観音山
観音山観音山
陳述
すべての農産物の木霊であり、母である。太古の昔から紀ノ川を眺め、彼方の高野山を望み、紀伊山脈に位置し、この地に住む人々に安らぎと恵みと厳しさを与えてきた、大きな大地である。私達はこの山に感謝しなければならない。本当に。
最近は大災害が起こっていないので何よりじゃあ。
うれしいなぁ
いろんな家庭や店で、いろんな人と会えるんだわ〜。
悲しいなぁ
この地を守る若者がもっと増えてほしいものじゃあ。
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珠子しゃん

珠子しゃん
珠子しゃん珠子しゃん
陳述
高校1年生だった6代目が地元中学校近くの桃畑を自転車で通りかかると、「ミャー!ミャー!」と子猫の鳴く甲高い声が。声の出何処を探っていくと、桃の大木の下に、小さなダンボールが置かれており、どうやら声の主はその中に入っているらしい。自転車を下り、近くに寄って箱を開けてみると、小さな三毛猫とトラ猫が。あまりにも小さくまだ目は開いていない。生まれてすぐ人間に捨てられたのだろう。猫を飼いたいなぁと思っていたところだったが、「これは連れて帰ってもお乳が飲めないだろう。しかも2匹じゃ、家の人も納得しないなぁ。」と思い、自転車のところまで引き返した。自転車に乗ろうとした時、「飼ってあげて下さい!」という声が。振り向くと見ず知らずの体操服姿の中学生の女子が2人、家の壁の影から私の方を見ていた。姉妹だろうか。「2匹はちょっと無理やで〜。」と言う私に「お願いします!」の二人。
そして、今その二人に救われた子猫が、ネズミを捕った事も無いグータラ猫になり果てているんです。ちなみにもう1匹はすぐに死んでしまいました。珠子しゃんの方が、体が小さくて毛も抜けてて、弱弱しかったんですが。
うれしいなぁ
毎日朝、昼、晩と寝たい時に寝られる事。
悲しいなぁ
老衰で最近、近所の猫達との縄張り争いに負けてばっかしなのよね。