おいしいみかんの選び方(美味しいみかんはこう選ぶ!)

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美味しいみかんの選び方



美味しいみかんの選び方
 (創業100年のみかん栽培者からお伝えします。)



 あなたもみかん博士に!
 みかんを選ぶポイント。マンダリンセブン。略して「マンセブ」。

 下に色々と説明を書いておりますが、詳しい説明は各項目を読んで頂くとして、要点を下記にまとめます。

 まずは実にショックを受けていないのが前提です。
 これは産地に行かないといけません。
 そのため、一般にスーパーで販売しているようなみかんでは、この「実にショックを受けていない」というのは、ほぼ不可能です。
 なるべく、機械を使った選別や流通経路の長いみかんは、避けた方が良いです。

 この「実にショックを受けていない」というのは見た目では分かりませんが、非常に大事な前提条件となります。
 茶色く傷んだバナナや桃を食べたくないのと同じで、痛みのあるみかんは同じように味に傷みが出ています。


 見た目で選ぶ条件としての重要度を表しますと、
 「色が濃い>キメが細かい>重量感がある>軸が細い」の順になります。
 ぜひご参考下さいませ。

 


 

 あなたは美味しいみかんの選び方をご存知ですか?
 すくなくとも当園のお客さまにはぜひみかん通になっていただきたいので、こっそりと選び方の秘密をお伝えしますね!
 このネタで今年のみかんシーンは、あなたが主役!
 「ねぇねぇ知ってる?」とみかんの小ネタをお友達にご自慢下さい。
 ご不明な点はいつでも問い合わせてくださいね!
 
 それではいってみましょう!



1、皮のきめが細かい 

美味しいみかんの選び方
美味しいみかんの選び方

 とにかく肌のきめが細かい皮の実を選ぶことです。
 みかんの皮をよく見てみると、オレンジ色が濃いツブツブのものがあります。
 あれは「油胞(ゆほう)」と言いまして、油胞が多いほど、きめの細かい皮になります。
 なぜきめが細かいほど美味しいのか!?
 それはキメが細かいみかんは、ほとんどがぶら下がった枝の先に付いている実が多いからです。
 ぶら下がったみかんには糖分がたまりやすく、枝も生殖生長(実をつける成長)が強くなります。
 みかん狩りなどに行かれた場合も、ぜひ垂れ下がったみかんをもいで下さい。
 きっと美味しいみかんに出会えるはずです。





2、色が濃い
美味しいみかんの選び方
 皮の色は濃い方がいいです。
 なぜか?
 科学的ではなくて、生物学的に言いますと、動物がより発見しやすい実だからです。
 種をより遠く、より色々な場所に運ぼうと、果実は種が充実してくるとより濃い色をつけて動物に発見してもらやすいように、さらに食べてもらうようにします。
 実がより濃いということは、それだけ生物学的に優秀な実ということです。
 自然界は弱肉強食ですので、より濃い実は早く動物に食べられ、子孫をより多く、より色々な場所に運べます。
 生物学的に、より濃い実を選んでくださいね!






3、実の房の数が多い

美味しいみかんの選び方
 これは皮を剥いてみないとわからない場合もありますが、実の房の数が多いほど美味しいです。
 なぜ、房の数が多いほど美味しいのか!?
 それはやはり生殖の関係で、房には種がそれぞれ入っていました。
 今は品種改良されて、種なしみかんになっておりますが、基本的には房に守られて種が入っています。
 その房が多いということは、種が多いということで、より優秀な実ということが言えます。
 基本的には、1果実で10房程度が一番多いのですが、13房の実などもあり、このようなみかんは基本的にとても美味しいです。
 房の数は皮をむかなくても分かる場合があります。
 みかんのヘタの丸い部分を取ると、ポコッと取れ、丸い凹みが出来ます。
 その中の小さい放射状の線の数とみかんの中の房の数は一致すると言われています。
 ただ、みかんのヘタが取れてしまうようなみかんは、鮮度があまり良くありませんので実にショックを受けているみかんが多い可能性が高いです。
 なるべくヘタが取れてしまわないようなみかんが鮮度が良いみかんです。






 4、重量感がある
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 これも定番といえば定番です。
 スイカなどでも言われますが、やはり重量感があるということは果汁分がしっかりと詰まっている証拠。

 また、糖度が多く含まれている水分は基本的に重いので、やはり重いほど美味しいといえます。
 持ってみた感じがよりずっしりとくる実をお選び下さい。







5、実にショックを受けていない
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 これは、見ただけではなかなか判別できません。
 ただ、とても大事な要素なんです。
 一度試して頂きたいのですが、2つみかんを用意し、一つは何もせず、もう一つは手で何度も揉んでから、それぞれ3日程度置いてもらいたんです。
 3日後に食べて頂ければ、味の違いははっきりと分かるはずです。
 揉んだ実は、通称「煮えた味」「ボケた味」になっております。
 揉んだことによって、実の中の酸味が糖分に変わり、実の呼吸が早くなり、鮮度が失われてしまったんです。
 スーパーでみかんを買った後は、どうぞ丁寧にお家まで運んであげて下さい。そう、桃を扱うように・・・。







 6、形は関係ない
美味しいみかんの選び方
 これは選び方というよりは、ここは気にしなくてもいいよ!という点です。
 一般的に形が扁平な方が美味しいと言われていますが、これは品種によります。
 最近の品種で「由良早生(ゆらわせ)」という、とても味が濃い品種があるのですが、これはとても甘いんですが、形が丸型です。
 だから由良早生を見て、「扁平じゃないから美味しくないみかんだわ。」と思っていただくのは間違いなんです。
 由良早生以外の品種では、比較的扁平の方が実は美味しいのは確かです。
 それではなぜ扁平の実が美味しいのか?
 説明すれば長くなりますが、簡単に説明しますと木は栄養成長と生殖成長のふたつの成長で成り立っています。
 栄養成長は枝や葉を大きくする成長、生殖成長は実を付ける成長になり、栄養成長が強いと実が丸くなり、生殖成長が強いと実が扁平になります。
 基本的に生殖成長が強い木は、甘くて美味しい実がなり、実の形は扁平です。
 逆に、栄養成長が強い木は、味が薄く、実の形は丸型が多い傾向にあります。
 毎年同じ木で同じ傾向がみられるわけではなく、多くの実がなっている木は生殖成長の要素が強く、逆に不作の木は栄養成長の要素が強いです。
 みかんの木は年毎に、豊作、不作を繰り返す傾向にあり、毎年
 そのため、一つの基準にはなりますが、「美味しいみかん=扁平」は正解ではないことも御承知くださいませ。

 




 7、軸が細い
美味しいみかんの選び方
 これは2の垂れ下がった実と繋がりますが、実だけを見て判別する場合は、軸が小さい方が美味しいです。
 同じ大きさの実があったとします。色や形、重さが同じ場合、何で判別するかと言いますと、軸の太さです。
 軸が太い実は、枝の中央部分の「道管(どうかん)」と呼ばれる通路から、多くの水分が実に入っています。
 軸が小さい方は、水分は少しで、「師管(しかん)」と呼ばれる通路から、多くの栄養が送られています。
 すごく省略した説明ですが、軸が細い方が味が濃いですので、ぜひ同じ条件の実があった場合は、軸の大きさを観察してから、軸の細い方をお選び下さい。

 






 いかがでしたか?
 以上みかんの選び方でしたが、お役に立ちましたでしょうか?

 これに載っているような「マンセブみかん」を、当園もしっかりと栽培していきたいと思います。

 ご縁を本当にありがとうございます!


 

 

開墾明治四十四年 観音山フルーツガーデン